PET検査の本来の目的

検体っぽいの

PET検査とは陽電子放射断層撮影という意味で、元々はがんと診断された方の転移や再発を調べるために使われていました。ですが、今まで行われてきたがん検診の代わりになり「数ミリでもがんが見つかる」と誤解している方も多いと思います。

がんは小さいうちに発見できたほうがいいので、1cm程度のがんが発見された場合は早期発見となりますが、PET検査ではもっと早い段階の小さながんでも発見できることがあります。

ただし、PET検査では肺がん、大腸がん、食道がん、消化器がん、腎がん、膀胱がん、前立腺がんなどは不得意な分野になるので、検査をしてもがんが発見されないことがあります。もちろんPET検査に限らず、他のがん検診でも得意不得意があります。

PET検査の正確性

PET検査はがん細胞が持つ「正常細胞に比べ3~8倍のブドウ糖を取り込む」という性質を利用して行われます。

まず、ブドウ糖に類似した物質に放射性同位元素をつけた薬剤を静脈注射で投与し、約1時間後に撮影します。その撮影結果から薬剤が多く集まった部位にはがん細胞があると特定することができ、がんの診断を行うことができます。

ただし、検査結果のデータを検証したところ、1年間でがん検診を受けた約3千人中、約150人にがんが見つかり、そのうちPET検査で陽性となったのは15パーセントで、85パーセントのがんはPET検査では発見できなかったことがわかりました。

ブドウ糖を取り込みやすい「再発がん」は数ミリの大きさでも発見できることが多いようですが、ブドウ糖の取り込みが少ない「早期がん」はPET検査では判別がとても難しいと言われています。

PET検査によるがん検査は優れた側面を持ちますが、得意不得意の観点から考えて、他の検査と組み合わせることで力を発揮するという認識が一般的になっています。

PET検査の今後

PET検査の解像度を増すことによって、がん検診の正確性を上げることができる可能性があります。また、違う薬剤を使うことで、さまざまな「がん」の発見結果が違うことがわかっているので、各がんごとに有効な検査法が開発される可能性があります。

現状では、他の検査と同様に得意不得意がある検査方法であり、初期のがん検診には不向きな面が多いがん検査と捉えて問題ないでしょう。

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